何がしたいかわからなかった就職活動時代、“やりがいのある仕事”を求めて建設業界に

建設の仕事には、大きな“やりがい”がある

菱機工業株式会社

吉岡 篤志

何がしたいかわからなかった就職活動時代、“やりがいのある仕事”を求めて建設業界に

ロジカルな頭脳で持続可能な社会を構築する建造物を創り出す、菱機工業株式会社。 人々が100年先も快適に過ごせるよう環境に配慮したコンサルティングで幅広い業界・業種の空間創りに関わっています。今回は、新卒1年目で大きな案件に携わる工事課の吉岡篤志さんに建設業という仕事でのやりがいについてお話を伺いました。

決して建設業界を目指していたわけではない、興味をもったのは“やりがいのある仕事”に見えたから

 
―菱機工業株式会社さんの事業内容について、教えてください。
 
空調設備やトイレなどの水回りを中心に、防災設備、クリーンルーム、冷熱関連融雪設備、太陽光発電所建設など幅広く手掛けています。
その中で、私が現在携わっているのは2020年に開催される東京オリンピックに向けた、有明での施設建設工事です。
 

―吉岡さんが入社されたきっかけを教えてください。
 
2017年の新卒入社なのですが、就職活動中に説明会で声をかけてもらったことがきっかけです。
ただ、その時は自分が何をしたいかわからず、とりあえず説明会に行ってみるかという感じで、高校も大学も機械科でしたし、建設業界に入ることは考えていませんでした。
 
そんな中、よくある入社説明会では年上の偉い方々がお話しされていることが多いのですが、年齢の近い方々が多く「建設ってこんなことができるんだよ」「大変なこともあるよ」などと、自分の目線に合わせて説明をしてくださったので、質問がしやすく、入社後のイメージも持つことができました。
特に、自分たちが創ったものを多くの人が利用してくれ、後世にも残っていくやりがいのある仕事であることが印象深かったですね。
 

―建設業界で働くことについて、ご家族の反応はいかがでしたか。
 
やはり、最初は建築業界は大変なイメージがあると言われました。僕自身もそうでしたから(笑)
でも、実家が自営業ということで大変な仕事への理解もありましたし、自分が興味を持っている仕事に就くことに喜んでくれ、「大変だけど頑張れよ」という形で応援してくれました。
 

 
 

周りの仲間に支えられながら、成長していく毎日

 
―入社してから苦労されたことは何でしたか。
 
それまで学校で学んだこととはまったく違っていたので、やりかたや用語などを覚える必要があったことですね。
ただ、それは建築科の人であっても同じで、最初はすべてを覚えていく必要があります。
社内の研修で学んだり、実務をしながらわからないところは自分で調べたりして、少しずつ覚えていきました。
 
また、知識を学ぶことだけでなく職人さんとのコミュニケーションについても最初は戸惑いました。
年の離れた方や外国人の方など、今まで接してこなかった方々とどうやって話したら良いのかがわかりませんでした。
 
―入社後、初めて自分が成長したと感じたエピソードはありますか。
 
初めの頃、ゴミ捨ての分別の仕方がわからずに適当に対応してしまい、職人さんに怒られてしまって。
こっちが適当に対応するとプライドを持っている職人さんに失礼だということを感じました。
それからは、行う作業については前日までに前もって下調べしたり、段取りしたりしてスムーズに進められるようになりました。
私自身がしっかりと行動することで、職人さんも信頼して動いてくださるようになりました。
 
今は皆さんのお名前も覚えて、雑談などしながら良いコミュニケーションがとれるようになりました。
まだミスをしてしまうこともあるのですが、そんな時には注意してくださったり、フォローしてくださったりしますね。
 
―困ったときには、どなたに相談にのってもらうことが多いですか。
 
現場でわからないことがあったら、サポートしてくださる先輩がいます。
歳の離れた先輩には簡単なことは質問しにくいと感じる時もあると思うのですが、必ず歳の近い先輩がいるチーム構成になっていて、相談しやすいです。
知識的な面だけでなく、辛くないかとかメンタル部分もサポートしてくださいます。
 
―吉岡さんの同期は何名ほどいらっしゃいますか。
 
私も含めて全員で17名ですね。会社で行う研修も多いので、東京以外のメンバーとも定期的に会う機会があります。
会うと自分が担当している現場の話などもしますし、場所は違えど同じところからスタートした仲間なので、お互いに切磋琢磨しながら頑張っています。
 
また、17名の中には女性もいますが、現場にはまだ女性が少ない気がしています。
女性が増えることで、建設業界のイメージも変わると思うし、もっと増えたらいいなと考えています。
男女関係なく働けるような現場を目指していきたいですね。
 

 
 

建設業界で仕事をして感じた、やりがい。さらに大きなやりがいを求めて。

 
―現在の業務の中で、入社の決め手となった“やりがい”を感じられていますか。
 
今、オリンピック施設の建設を担当させてもらっていて、とてもやりがいを感じています。
 
この現場は特殊で、昔からある建物を使った改修、今あるものを壊してからの建設、何もない場所に新しく建てる建設など、いくつもの工事が混在しているんですよ。
今あるものを解体して、ゼロから建設をしていくのはイメージがわきやすいと思いますが、現存する建物を残しつつ付け加えていくような工事もあります。
 
大枠を残して、内装を変えたり、新しい機能を付け加えたりする。何より難しいのは、昔の設計で今の基準に則った建物を建てないといけないことです。
昔よりも今の規定の方がはるかに厳しいので、何度も話し合って進め方を決めていきます。
 
極力、建物の基礎はいじれないという中で、自社の職人さんだけでなく、電気工事などの他の専門業者さんなど、たくさんの人たちが建物をつくっているんだなと改めて感じます。
だからこそ、責任を持って進めていく必要がありますが、得られる喜びも大きいですね。
 
まだ工期満了しているものに立ち合えていませんが、同期からも「達成感すごいよ」と聞いています。
今の現場が2019年の夏くらいに終わるので、今から楽しみですね。
 

―この先、目指したい資格はありますか。
 
今は資格条件となる経験年数が足りないため、取得できる資格も限られています。
だから、まずは目の前の仕事に集中して経験を積んでいくことを目標にしていますね。
 
ただ、今後は現場代理人になるために、一級管工事施工管理技士の資格を目指そうと考えています。
 

―これから挑戦したいことはありますか。
 
目標は現場代理人になることです。今携わっているような大きな規模の現場もいつか担当したいです。
そして、何十年も先まで誇れるようなものを作りたいですね。
 
そのために、自分に足りていないのは経験です。
今やっている仕事以外にも、どんどん自分から学びにいきたいと思っています。
 

―最後に、建設業界で働きたいと思っている方にメッセージをお願いします。
 
建築業界は大変なイメージがあるかもしれませんが、昔と比べて理不尽に怒鳴るような職人さんもほとんどいませんし、労働時間についてもだいぶ緩和されていると感じています。
 
もちろん工期によって、大変な時期もあると思いますが、どこが踏ん張るべきタイミングかを周りも教えてくれます。
だからこそ、オンオフを切り替えて仕事に取り組めれば、働きやすい仕事だと思うんですよね。
 
それに自分で作った大きな建物がずっと残っていくというのは、とても嬉しいと思います。
私が就職活動をしているときに感じていたように、何をやったらいいかわからないと悩んでいる人にはお勧めです。
やりがいを求めて、建設業界で一緒に働きましょう。
 

 
 

吉岡 篤志

菱機工業株式会社 東京本社 工事課
 
▶︎  菱機工業株式会社
HP:http://www.ryokikogyo.co.jp
 
菱機工業株式会社は、”快適な環境づくり”を目指し、空調・給排水設備の設計・施工から、電気工事まで幅広い事業を展開。建築物を構成する主要な設備における、トータルなソリューションを提供しています。